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2013 F1 第2戦 マレーシアGP 決勝 感想

2週連続開催の第2戦でござる。

1st:S ベッテル
2nd:M ウェバー
3rd:L ハミルトン

マレーシアGPはベッテル(レッドブル)のポールTOウィン
F1 第2戦マレーシアGP 決勝結果

レース前から降り始めた雨によるウェットコンディションでスタートしたレースでした。

1周目でスタートダッシュを決めて前に出たマークのリアとフェルナンドのフロントウィングが接触、ここまではよくあるレーシングアクシデントでフェルナンドはピットインしてノーズ交換、レースに復帰だろうとテレビを観ていた誰もが思ったはず。が、フェルナンドは謎のステイアウトし1コーナーのブレーキングでウィングが完全脱落、脱落したウィングに乗っかってしまいリタイヤでした。マジでチームはなにやってるんでしょうね。

ま、このフェルナンドのリタイヤがエンターテインメント的にわりとどうでもいいくらいのレース展開でした。

ピットのゴタゴタ!なんかアンセーフリリース多かったよね。とか。

ケーターハムが入ろうとしたところにマルシャがリリースして接触!

順位争いをしていたロータスのキミとザウバーのニコが同時ピットインしてリリースの速かったキミがピットレーン本線上にいるところへニコがリリースされてきてあわや接触のところ。審議が出てなかったからお咎めなし?

ホイールのロックシステムがトラブったフォースインディア勢!今のF1カーに使用されているホイールナットはホイールから外れないようになっているそうで、ガンとの噛み合わせが上手くいかなかったのかネジに上手くはまらなかったのか不明だけどやたらと時間が掛かってしまった。それが原因かわかんないけどピットアウトしたものの2台ともリタイヤでした。

珍しくマクラーレンがミス!ジェンソンがタイヤ交換に来たんだけど右前のロックに手間取り、ロックしきらないままリリースされた。ピットレーン上で異常を感じてマシーンを止めて、ピットに引き戻されて再作業、コース上で外れなくってよかったけれどこれでジェンソンは順位を失い残り2周くらいのところでリタイヤした。

そして大本命が順位を争うチームメイトたちが凄かった。

先ずはメルセデス、最終スティントで先行するルイスと追うニコ!後のチームラジオでわかったことだけど燃料が厳しくて可能な限りの燃費モードで走っていたルイスと問題なかったニコが争えばペースのいいニコは当然前に行かせろ。と言うわな。でもチームはそのままの順位をキープしろと言う。ここはメインスポンサーのペトロナスの地元である
から表彰台を確保したいからな。フェリペが2秒速いペースで追いかけてきてるから仕方ないっちゃ仕方ない。ニコを前に出したときにルイスの燃費がさらにきつくなってたらディフェンスできないし、ニコがマークに追いつき追い越すために無理をしてリタイヤする可能性もある。ってところかな。ニコは10代のカート時代からずーっとルイスと争ってきてF1に上がったのは先だったのにいいマシーンに乗れなくってどちらかといえばルイスに負けっぱだからチーム内での力関係をきっちりさせたいんだろうね。

そしてレッドブル、ウェットからドライへのタイヤ交換のタイミングで順位を落としたセブが巻き返してマークを追い詰めるものの抜けない。セブは前が遅いからナントカしてみたいなことをチームラジオで言ってみたり。メルセデスの攻防を映しているところから急にレッドブルに切り替わったと思ったらメインストレートでセブに幅寄せするマークの映像が、、、レース後の情報によればドライバーには順位固定でクルージングせよという内容が暗号による指示が出たのだがセブがそれを守らずにオーバーテイクを仕掛けてきたらしい。んなもんだからレース後の表彰台前の控え室のピリピリ感たるや。。。たぶんエイドリアン・ニューウィーでないとあの場で罵りあいに近い深刻な状況になってたと思う。チームとしてはまだ第2戦だし、コンストラクターとして1-2なんでマーク-セブの順位でよかったんだけどセブはそうじゃなかったんだよなー。勝てるレースは勝ちたい。順位は譲りたくない。ってとこだろうか。

オーストラリアGP終わりの時点ではメルセデスはドライで大丈夫?って思ってたけど行けそうな雰囲気だ。フェラーリもつまらないミスがなければ表彰台は堅いかなぁ。レッドブルはかつてのセナプロのような状況にならなければいいけれどな。マクラーレンはどうするべ、昨年のマシーンを持ってくるとか噂が出るくらいの

次戦は4月14日決勝の中国GPです。WEC開幕戦と同日だっけ?

<追記とか>
フェルナンドとぶつかったのはマークじゃなくってセブの誤りでした。
ピットでケーターハムと絡んだのはマルシャではなくトロロッソの誤りでした。
ルイスが誤ってマクラーレンのピットボックスに入ってしまったのを忘れてました。

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